身だしなみやデスクまわりを整えてオンオフを切り替え
在宅勤務をスタートする際、まずはデスクをオフィスの環境に近づけてみましょう。
あなたの自宅のテーブルは、マンガや雑誌、食器等、気が散るものが近くに置いてありませんか?ピカピカに整理整頓する必要はありませんが、仕事をする環境としてふさわしい状態に整えることで、気持ちを切り替えて業務を進めることができます。
また、身だしなみを整えることもポイントのひとつです。楽な服装で構いませんが、休憩時間に少し外に出て散歩や買い物ができる程度の服を選ぶと良いかもしれません。
自宅という場を最大限に活用
在宅勤務だと集中できない人、逆に集中しすぎて疲れてしまう人もいます。そこで、自宅という場所を活かして環境づくりを工夫しましょう。例えば、集中できる作業用BGMをかけてみたり、好きなアロマの香りを焚いたりすることもおすすめです。
自分にあわせて環境をカスタマイズすることで、より集中して前向きに業務に取り組めるようになります。
時間を設定して短時間集中
1日中1人で業務を続けることが多い在宅勤務では、休憩時間をとることが重要です。50分経ったら10分休憩をするなど、意識して休憩をとるようにしましょう。
タイマーを使って作業時間を区切るなど、自分で時間を設定するとタスク管理が習慣化され、生産性の向上にもつながります。
コミュニケーションの取り方に注意
在宅勤務がスタートすると、チャットツールを介したメッセージでのコミュニケーションの機会が増える場合が多くあります。チャットを利用する場合は、次の2点に注意しましょう。
1点目は、メールとの違いを理解することです。メールは送受信にタイムラグがあることが普通なため、1回に送るメッセージに要点が詰め込まれて長文になることが少なくありません。しかし、チャットは会話のように短文を送り合い、活発なコミュニケーションを行うことが一般的です。そのため、メッセージは端的なものが望ましいでしょう。
2点目は、感情や状況など、対面とは異なり細かいニュアンスが伝わりづらい点です。表情が見えないうえに短文でやりとりすることが多い分、文末に「!」などの記号や絵文字を入れるなど、素っ気ない印象にならない工夫を取り入れましょう。
また、報連相を行う際は、詳細が伝わるように足りない言葉を補うことも大切です。